ゆういぎ(竹内結子さんファンブログ)

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【濃ネタバレ】ミス・シャーロック3話「ヘッドハンターの素顔」

今回は神回です。シャーロックの機転と知識がフル活躍してます。

特に最後の頭脳戦は必ず動画で見てほしいです。

 1.(221B)

・シャーロックと和都は灰谷玲子という女性から、ヘッドハンターである椎名亜里沙から大手製薬会社「モーソン製薬」への転職オファーを受け、研究論文を提出したところ音信不通になったという相談を受ける。

・シャーロックは椎名のインタビュー記事から家を特定し、灰谷とともに同行する。

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2.(椎名亜里沙宅)

亜里沙宅に着くと、亜里沙の妹である椎名由麻が出迎える。由麻はPCで亜里沙と連絡を取る。灰谷は、モーソン製薬の件は取り止めにするから論文を返してほしいと伝える。亜里沙は了承し、論文はキャビネットに入っていると言う。

(エレベーター内)

・シャーロックは封筒に書かれていた21ケタの数字「832939202280611312376」に気付く。21ケタの数字は証券会社の加入者口座コードに使われているが、ここに書く必要がないと疑問を抱く。

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3.(病院)

・モーソン製薬研究室主任の綿貫博士が何者かに拷問された姿で見つかる。資料と博士の状態から、シャーロックは大脳新皮質が消滅していることと、両手首に電極の焦げ跡を発見する。

(モーソン製薬)

・シャーロックは研究員に博士は他に何の研究をしていたかを質問する。研究員は否定するも、シャーロックは「拷問にかけられる者の多くは情報を手に入れるためであり、秘密を持っていないのはおかしい」と説明する。

・シャーロックは研究員の名札の紐の色に着目し、色が違うのは何故かを聞く。研究員は、「特別研究員の色は黄色で、全ての部屋に行ける」という。続けて、「これを持っているのは何人か」と聞く。研究員は「七人いたが今は六人だ」と言う。その辞めた一人が灰谷玲子であることを確認する。

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4.(図書館)

・シャーロックは図書館で、綿貫博士が書いた本を読んでいた。その中に、一つだけ気になる個所があると言う。「恐怖を消す薬」という項目を見つけたシャーロックは確かめに行くと言い、立ち去る。

蕎麦屋

・シャーロックは蕎麦を人質に、研究員に対し「『恐怖を消す薬』について知っているか」と問う。研究員は口外しないことを条件に博士の研究について話し始める。

・研究員によると「恐怖を消す薬」は感情を持たない殺人マシンを生み出す可能性がある政府が絡んだ極秘プロジェクトであると話す。

(車中)

・綿貫博士のデータには2段階のパスワードがあり、ラストのパスワードを間違うとデータが消滅するトラップが仕掛けられていることを知る。

(221B)

・シャーロックはこの前の21ケタの数字がパスワードであると推定する。

 

5.(椎名由麻の職場)

・シャーロックは椎名由麻の職場へ訪れ、「亜里沙から連絡はあったか」と聞く。由麻は「ない」と答え、自らの生い立ちを話し、「父親を殺したのは亜里沙かもしれない」という。シャーロックは「姉は更に大きな事件を犯すかもしれないから、何かあったら連絡するように」と伝え、その場を立ち去る。

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6.(221B)

・和都はシャーロックが精製していた「イランイラン」を取りに来る。しかし、シャーロックにあっさりと見破られ、「瓶の中身を入れ替えてある」と言い、イランイランの成分を染み込ませたパッチを和都に渡す。

 

7.(亜里沙宅2)

・由麻から連絡を受けシャーロックは再び亜里沙宅を訪れる。部屋のガラスにはヒビが入っており、横に赤く「adamas」と書かれていた。

・シャーロックは「adamas」はギリシャ語で「何事にも屈しない」という意味があると言う。続けて、adamasには別の意味があると言い、それがパスワードを解くヒントになると考える。

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 adamasの別の意味はダイヤモンドであり、元素記号に直すと「c12」になる。全ての原子量は炭素12を基準とした相対質量であることを前提に、21ケタの数字を12で割っていく。

 すると、「69411600190050942698」という数字になる。これは4ケタの原子量を表し、それぞれ当てはめると「Li:リチウム」「O:酸素」「F:フッ素」「V:バナジウム」「Al:アルミニウム」。繋げると「LiOFVAl」=「Lily Of The Valley」=「スズラン」を表していると分かる。

・また、シャーロックはティッシュケースが移動している事に気付く、その中には盗聴器が隠されていた。

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8.(ホテル)

・シャーロックは由麻から「姉がホテルで待っている」という連絡を受ける。ホテルについたシャーロックは亜里沙から二段階目のパスワードを解くよう強要される。当然断るが、亜里沙から「私が許しても妹が許さない」と言われ、全ての黒幕は由麻だったことに気付く。

・和都は由麻に拉致監禁され、電気で拷問を受けようとしていた。シャーロックは和都を助ける為、半ば無理矢理パスワードを解く作業にかかる。

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・シャーロックは、スズランを基準にパスワードが構成されているはずと考え、スズランの別名を挙げるが、答えに辿り着かない。そこで、スズランの花言葉「幸福の再来」から「春の到来」=「春」=「5月1日」を導き出す。ヨーロッパでは5月1日は幸せの到来する日とされ、スズランの日と呼ばれていることに目を付ける。

・しかし、不正解であった為、今度はスズランが持つ毒に着目する。スズランの毒は「コンバラトキシン(C29H42O10)」であり、強心配糖体であることからカルシウムイオンである「Ca2+」と打ち込むが再び不正解になる。

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・シャーロックは由麻を挑発しつつも問題を解きにかかる。スズランの伝説から「聖母の涙」すなわち「TeAr(5218)」を導き出すが、またも不正解だったことでついにデータは消滅する。

・また、シャーロックが事前に出していたチョコレート型カメラによって、由麻・亜里沙はともに警察に連行される。

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9.(221B)

・和都にパスワードが解けなくて悔しいんじゃないかと聞かれたシャーロックは「実は全て解いていた」と言う。また、和都に渡したパッチはイランイランではなくGPSだったと明かす。

・そこに礼門警部が訪れ、妙なものが見つかったと言う。それは一面にマリスステラという文字がびっしり書かれたノートだった。

・シャーロックはマリスステラはラテン語で「海の星」であり、カトリックでは聖母マリアを示し、旅人を導く北極星が由来であると言う。また、北極星こぐま座を構成する星の一つで、水野亜希子(ep1に登場)のスマホケースの柄がそうであったと話す。マリスステラが組織の一員の証であると推測するが・・・

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4話へ続く